仕立てに拘る / Authentic Line
- 2020.02.14
- BLOG
Authentic Line (オーセンティック ライン) 仕立ての拘り
[仕立て]は生地やデザインと違い、目に見えないので最も分かり難い部分ですが、当店はここ(仕立て技術)が一番重要と考えております。
商品上代の価格幅(5万円~20万円代まで)もありますので使用頻度や用途に合わせ生地やデザインをお選び頂く事がベストです。
当店では縫製工場 3社と契約しておりますのでお客様の用途に合わせたご提案が可能です。
細かい説明は店頭にてさせて頂きますのでお気軽にご来店頂ければ幸いです。
今回のBLOGはクスダテーラーとしてメインとなるAuthentic Line(オーセンティックライン)の「仕立ての拘り」をご紹介させて頂きます。
[サイズを合わせる(身体に沿わせる)] + [お客様の好みデザイン、バランス提案] は大前提で
【熟練された職人による伝統的な手作業】 + 【可動域を考えられた仕立て】です。
【手作業 + 可動域を考えた裁断と縫製】
手作業により縫いのテンションを調整する事で柔らかな風合いと着心地の良さを追求しております。
可動域を計算し表地、裏地に負担がかからないように裁断、縫製をする事で、立体的な佇まいとなります。
パッと見では分かりませんが着心地、細部のディテールをご覧頂ければお分かり頂けるかと思います。
※強度確保の為、部分的にマシーンも使用しておりますのでオールハンドではございません。
【総毛芯 / フル毛芯 / フルキャンバス】
※呼び名が幾つかありますが意味は同じです。
芯地は天然素材でできておりハ刺しと呼ばれる表生地を部分的にすくいながら芯地に留める工程で、時間も技術も必要なため、最もコストがかかる仕様です。
表生地と芯地に隙間がある為、より立体的で自然で綺麗なロール(衿)となります。
【手縫い / 表地、裏地】
表地と裏地を縫い合わせる際、手縫いにてややテンションのある縫製となります。
ややテンションを残す事でご着用者様の動きに合わせた伸縮性がうまれ生地への傷みも軽減し着れば着るほど身体に馴染みます。
Authentic Line(オーセンティック ライン)のスーツは伝統的なお仕立てを尊重し
イージーオーダーとは一線を画すフルオーダーに近い対応力のシステムを導入する事で高い満足度を実現しております。
“ここぞの一着”をお求めのお客様はオーセンティックラインにてお試し頂ければ幸いです。
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