HARRISONS OF EDINBURGH-ハリソンズ オブ エジンバラ-
- 2020.04.06
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HARRISONS OF EDINBURGH-ハリソンズ オブ エジンバラ-
私物で春夏に向けFRONTIER(フロンティア)でお仕立てさせて頂きましたストライプの3P
派手派手しい個性的な生地が好みの私ですが気分は「男らしさ」
ストライプは初でしたが「男らしさ」を出すならストライプ一択かと思い選ばせて頂きました。
英国クラシックのデザインをベースに仕立てはイタリア[ナポリ仕立て]の”軽さ”を取り入れました。
見た目は分かり難いですがご着用頂けるとその”軽さ”をご理解頂けるかと思います。
生地感はガシッとしたTHE英国!!の耐久性に優れた素材ですがソフトな着心地は実用性が高い一着となります。
通常のゴージより少し傾斜(角度)を下げる事で良い意味で「古き良き」なイメージとなったと思います。
何よりラペルのRラインが大変綺麗で美しいので酒の肴になります。
袖口は本切羽(本開き)で釦5コ重ねの2コ外し。が私の定番の袖口スタイルです。
ビジネスで多少の遊びがOKであればこの仕様が人気でお勧めです。
全体バランスを考慮しフロントカットラインはやや狭めのカッチリとした印象で構成しました。
フラップ巾(腰Pのフタ)も今までのスタイルより+0.5㎝に調整しクラシックな装いを意識しております。
私は身長165㎝の小柄ですのでスタイルを良く見せるためスラント+チェンジポケットは絶対です(笑)
肩先はビルドアップショルダー(袖山が盛り上がった仕様)
肩の傾斜を意識しやや撫肩に見えるようにラインを形成しましたので袖山の盛り上がりもより綺麗に仕上がっております。
また肩の傾斜を調整する事でネックポイントの「のぼり」とゆう部分のラインも大変綺麗です。
肩の傾斜ラインは、とてもマニアックな仕様ですので実物をご覧頂きながらご説明が早いかと思いますが
技術力の高さが求められるオーダーならではの調整です。
ベストに関しましては今までダブルデザインが多かったのでシングルで。
スタンダードなデザインですのであまり多く語れるカ所はありません(笑)
釦穴色は袖穴糸と合わせブルーグレーでさり気なくオーダーらしさを+
捨て釦(外して着る)とゆわれる部分に関しましては色変えが当店では人気の仕様でもあります。
裏地には英国LBDのメキシカンスカルを。
個人的に好みな柄で実際に人気品番となりますのでサンプルとしてもご覧頂けるので一石二鳥となりました。
店頭にございますので気になる方は是非ご覧下さいませ。
オーダースーツ・シャツ・タキシード・コート : Kusuda Tailor(クスダテーラー)神戸
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