スーツの日頃のケア方法、クリーニングについて
- 2023.02.13
- BLOG
MAINTENANCE (メンテナンス)についてよく店頭で聞かれるのでコチラでも綴らせていただきます。
「スーツはメンテナンス次第で持ちが変わります。」
大事な戦闘服(スーツ)でありますので長くご愛用いただけるよう分かり易く纏めますので
下記のようなことでお悩みでしたらお読みいただければ幸いでございます。
着用頻度はどのくらい・・・
日常のケアはどうしたら・・・
楽なケア方法とは・・・
クリーニングのタイミングと正解は・・・など
①日常のメンテナンス方法について
・1日着たら最低2日は休める(着ない)
毎日着てしまいますと生地が休まらないので消耗が早く
シワも臭いも取れませんので最低でも3着で着回することをお勧めいたします。
一気に揃えるのは大変かと思いますが春夏、秋冬の毎シーズン3着ずつ計6着持つのが良いかと思います。
・着用後にブラッシングでめに詰まった埃や汚れをかき出します。
着用後毎にできたら💮ですが週に一度でもブラッシングDAYを作ってあげると良いかと思います。
戦闘服(スーツ)が汚れているとお相手へ不安を抱かせてしまい自身、お仕事のためにもなりません。
・ジャケットは肩幅に合ったハンガーにかけスラックスは逆さに吊ります。
ジャケットは肩幅に合ったハンガーを使用することで型崩れを防止します。
スラックス(ウール素材)の逆さ吊りにすることで重みでシワを取る効果があります。
スチームアイロンでケアできれば良いですが日常のケアを楽したい方へは
ジャケット、スラックスをお風呂上りの蒸気が充満している状態で干してあげるのがお勧めです。
(生地が蒸気を吸いシワが取れ臭いも飛ばしてくれます。)
②クリーニングに出す時期について
汚れたらクリーニング。が正解ですが一般的には1シーズンに1度(春夏に1度、秋冬に1度)です。
※クリーニングの出し過ぎには要注意です。
薬品を使い洗いますので天然ウールの持つ油分が落ち艶感が損なわれ結果破れやすくなります。
個人的には夏終わり[ウォータークリーニング]、冬終わりは[ドライクリーニング]をしていただいております。
ウォータークリーニングとは水性の汚れを落としドライクリーニングは油性の汚れを落とします。
クリーニング出す=綺麗になったと勘違いされている方も多いですが
例えば夏終わりの汗が気になる(水性汚れ)場合にドライ(油性)をしても汚れは落ちていません。
当店ではクリーニングサービスも承っております。
一着一着全て職人の手作業によるクリーニングとハンドプレスにより仕立て上がりのような立体感を復元し
素材の特性を理解しているからこその仕上がりを実現しております。
メンテナンスにも拘りを持ち対応いたしますので大切なスーツを美しい状態で長くご愛用ください。
※クリーニングサービスにつきましては他店様のスーツはもちろん、衣類全般承っております。
出来るビジネスマンの共通点はお相手へ敬意を払い装っておりますので
日常のケア、クリーニングなど出来ていない事がございましたらトライしてみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
オーダースーツ ・オーダーシャツ ・オーダーコート ・オーダータキシード
Kusuda Tailor (クスダテーラー) 元町 | 三宮 | 神戸
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